[レポート] サーバーレスアプリケーションとストレージサービスの統合について学んできた #AWSreinvent #STG301
こんにちは! AWS 事業本部コンサルティング部のたかくに(@takakuni_)です。
re:Invent 2023 でラスベガスにきています。
「Integrate serverless applications with AWS storage services」という、面白そうなワークショップがあったので参加してみました。
セッション概要
タイトル
STG301 | Integrate serverless applications with AWS storage services
説明
AWS Lambda is a serverless compute service that lets you run code without provisioning or managing servers. In this workshop, learn how you can integrate your compute stack running in Lambda with persistent data in Amazon S3 and Amazon EFS. You must bring your laptop to participate.
スピーカー
Promise Owolabi Storage Specialist Solutions Architect Amazon Web Services
Prachi Gupta Storage Specialist Solutions Architect Amazon Web Services
内容
アジェンダ
アジェンダは以下の通りです。
- モジュール1, 2:Serverless S3 processing with object lambda
- モジュール3:Securely connecting AWS Storage services to your AWS Lambda functions
- モジュール4:Scalable and elastic storage for media processing
- モジュール5:Sharing data between multiple serverless applications
- モジュール6:Monitoring operations and performance
Serverless S3 processing with object lambda
モジュール1, 2 では、S3 Object Lambda で MP4 ファイルの GET リクエストを起点に MP4 ファイルを MP3 に変換する Lambda を構築を行いました。
最終的には、 API Gateway 経由で GET リクエストを送信し、 MP3 ファイルをダウンロードできるシステムを作成しました。
Object Lambda アクセスポイント経由実装する点など、普段触らない機能をさわれてとても新鮮でした。
Securely connecting AWS Storage services to your AWS Lambda functions
モジュール 3 では、 EFS に OpenAI の Whisper ライブラリを保管して、 VPC Lambda 経由で接続を行いました。
MP3 ファイルを S3 から取得して、音声テキスト変換を行うハンズオンでした。
モデルへのセキュアなネットワーク経路を考慮する実用的なハンズオンに思いました。もっとやるなら、 S3 へのアクセス経路もプライベートにしたり、アクセスポイントを使って、IAM の絞り込みも行えそうでした。
Scalable and elastic storage for media processing
モジュール 4 では、 MP4 ファイルを静止画に分割して、 S3, EFS へ JPEG 形式で保存するハンズオンでした。
S3 イベント通知を使って処理の自動化、 S3 とは違い、 EFS へのファイル書き込み時のスループットモードを注意する点など学びが多いモジュールでした。
Sharing data between multiple serverless applications
モジュール 5 では、モジュール 4 で生成した静止画を DETR で認識するハンズオンでした。
EFS を利用して、複数の Lambda 関数で共有を実装する点を学べるモジュールでした。
Monitoring operations and performance
最後のモジュールは、各リソースに設定可能なモニタリングサービスの概要、違いを学びました。
設定できるポイントや設定するために考慮することを学ぶことができました。
まとめ
以上、「サーバーレスアプリケーションとストレージサービスの統合について学んできた」でした。
Lambda で永続ストレージやレイヤーを利用する際に、考慮するポイントをステップバイステップで学べるハンズオンでした。
re:Invent 2023 では何度かやっているみたいなので、機会があればぜひ、ご参加ください。
以上、AWS 事業本部コンサルティング部のたかくに(@takakuni_)でした!